1129日朝、何をどう触ったのか分からないまま、突然「Windows10」のインストールが始まってしまい、外仕事の合間に時々覗き込むもののそれがどうにも遅々としている。やっと終了したのは夕刻6時過ぎ。
 
どうにも気が載らない「週一東京帰り」の支度も、急に勢いづいて7時前には那須を出る。到着して早速パソコンを開くものの、全く勝手が違ってしまっていてどうにもならない。散々弄り回した挙句諦めたのは11時半も過ぎていた。
 
イメージ 1以来、どうにも気が重い中、色々いじってみるが埒が明かない。特にフォトアルバムはこれまでのものとは全く違ってしまっていて完全に嫌気がさしてしまったのは12月の10日過ぎ。以来、パソコンから遠ざかり気味。最低限必要なメールチェックも23日に一度くらいになってしまう。
 
それでも気になって時折弄り始めるが、全く思うに任せず時間ばかりが過ぎていく。色々気がかりなことが山積しているので、知らず知らずにパソコンから遠ざかっていく。以来「面倒くさい」と思いはじめ、そのうち「気にもなら無くなっていく」。
 
気が付くと12月も後半に突入してしまったので、今年も残すところ後2回となった「週一の東京」の際、「(東京は)電波状態が良いので、何とかなるのではないか」と開いてみる。相変わらず遅々とした動きながら、少なくとも那須での状態より圧倒的に良いものの、「何とか元のwindows8に戻せないだろうか」などと思いつつ弄り回す。
 
またまたどこをどう弄ったかわからないものの、「修正プログラム?」なるものが出現。「なんだこれ」と思わずクリックして待つこと23分。インターネットにつなぐと、少々時間はかかるが何とかこれまでのような状態になる。「さーて、那須では一体どうなるか」。
 
那須に戻って早速試してみるとこれまでの23倍の時間を要するものの、「気長に付きあえば何とかなりそうな」状態。フォトアルバムもこれまでとは全く使い勝手が違いモタモタながら何とかこれまでの機能が使えそうな見通しが付いて重苦しい気分が随分晴れた感じ。
 
ブログを更新しなくなって1か月以上が過ぎてしまい、「今更11月の話題もないかな・・」と思いつつも、色々な展開もあって、今度は「何を書こうか」と迷い始め、色々思い出しているうちに“事の前後がぼやけてしまっている”。記憶の途切れや錯綜にまたまた気分が曇勝ちに。
 
当然、日々の流れの中で悶々としたり、変に爽やかなる日を送ったり、いろいろあったが何といっても我が家の一大事は、「共に暮らす“コロ”の仲間入り」。在京の20数年来の友に「臼や杵がほしいんだ」などと漏らしたことから始まる。件の友人は「そんなもの田舎に行けば転がっているはず。使わなくなって20数年は経っているが欲しければ・・・」との展開。
 
ネットオークションで何回かチャレンジしたが、どうしても値段やタイミングが合わず仕舞いですっかり諦めムードだったこれらの入手が俄かに現実化して、「搗きあがった餅」ばかりが連想される。「何時頃、その田舎とやらに行ったら良いか、そもそもそこは何処か」と矢継ぎ早に質問。「同行できる日があれば、何時でも構わないが“仙台の先”まで行けるか?」とのご下問。一瞬迷ったもののこの際多少遠くてもと日程調整。
 
数日後、件の友が休暇を取れる「1111日」と決定。ところが、初めての高速道路走行を前に「軽トラのタイヤがパンク」。近所のスタンドに持っていくと「もう古くて修理不能」の烙印。思い切って全輪新品に交換するとともに、深夜割引を当て込んでETC車載器も装着。この間1週間程の間だったが、件の友から「お袋さんが施設に入っていて飼い主不在になってしまった“コロ”を引き取ってくれないか」と思いもよらない話が舞い込む。「ここ3月ほど近所の人や親戚に世話を頼んでいる」とのこと。
 
「“臼”に目が眩んでいた」こともあって快諾したものの、軽トラの荷台に乗せてくるのには・・・・・と思いはじめ、ホームセンターに行ってみるとちゃんと「ドライブ用のグッズ」が並んでいる。最も安価な2千数百円のもの、さらにドックフードやらも調達。
 
イメージ 2イメージ 3勇んで片道約350kmに挑む。何年も付き合っている軽トラだが、初めての高速道路。走ってみて驚いたのはそのスピード。何とスピードメータは120km/hまでしかない(ローバーは250km/h)。目いっぱいアクセルを踏み込んでも4時間余もかかってやっと「臼に杵、ほかに直径イメージ 41.5m程の味噌づくり用の盥」そして「“コロ”」を積んで東北道を戻る。全てのPASAに立ち寄って、「車酔いの激イメージ 6しい“コロ”」を散歩させながら都合5時間余。やっと到着した深夜(丑三つ時・・)。もうヘトヘト。それに引き換え“コロ”は妙に元気で、怖じける様子もなく、以前からベランダに置いてガーデニング用の小物入れに使っていた犬小屋に出入りしてハシャイでいる。
 
イメージ 5翌朝、ぐっすり寝入っているコロを無理やり起こして散歩に出る。全く新しい環境にも関わらず違和感なくスタスタ歩き、突然立ち止まったり戻ったりしてあちらこちらを嗅ぎまわっている。以来、朝夕各々30分前後の散歩が日課となって今年も暮れようとしている。
 
1人黙々と描き続けてきたイメージを追いかけ、触発されて次々に立ち現れる“新たなイメージ”に向き合っていたが、思いがけない“共に暮らす”パートナー?の出現で「次の段階に入ったのかな」という感に包まれつつあるこの頃。さーてどんな展開に相成るか。